前回の採用成功のノウハウ①にて、基本である挨拶についてお伝え致しました。
今回はその「挨拶についての意味」に触れたいと思います。
「挨拶」の語源からみてみますと、禅宗で問答を交わして相手の悟りの深浅を試すことを「一 挨一拶」と言われ、その言葉に由来するそうです。
漢字それぞれでは、「挨」には「押し開く」「互いに心を開いて近づく」
「拶」には「迫る」「擦り寄る」という意味があります。
つまり、お互いの心を開いて相手の心に近づいていくという意味になります。
本来禅の世界では、高僧と弟子の間で繰り広げられる門答の中で真剣かつ崇高な状態が語源となります。
そして漢字に込められている心を近づけ、触れ合わせていくような挨拶をどれだけの人が日常行っているでしょうか。
また挨拶はこのようにも表現されます。
「人間関係、信頼関係を築き上げるうえで最初にして最大の手段」である。
社内でも出会う人たちにどれだけ魅力的な好印象の挨拶をされているか?
廊下ですれ違う時、エレベーターで一緒になった時、または面接に来社された方に対して。。。私も長年ビジネスを行ってきた中で多くの企業にお邪魔してきました。
良い印象の挨拶ができている企業が年々少なくなっている印象を受けます。
やはり良い企業は良い心を持った人がいる企業です。
基本中の基本である「挨拶」
ここから採用活動を見直す必要性を今だからこそ高めていく時代だと感じます。